Rico Estate and Succession LLC|帰国後のくらしとこれからを安心でつなぐ、トータルサポート

海外からの帰国支援、生活サポート、相続・財産管理など、多方面の手続きをワンストップで対応。一人ひとりの事情に寄り添い、これからの生活を支えるお手伝いをしています。

ブログ

お誕生日🌸

知人が92歳のお誕生日を迎えることができました。
 

花屋さんに行き、

「お誕生日の花束をお願いします」

と伝えました。

 

その花屋さんは昔から長く続いていて、花も新鮮で、花選びのセンスもとても良いお店です。

92歳で海外生活が60年になる方だとお話しすると、とてもゴージャスな花束を作ってくださいました。


お婆様は普段、ほとんど目を閉じて過ごされ、会話もほとんどありません。

それでも、花束を抱えて施設へ向かう間、

パッと目を開けて『あら、綺麗ね。嬉しいわぁ』と言ってくれるかもしれない。

「今日は私のお誕生日?」と思い出してくれるかもしれない。

そんな想像がぐるぐると頭の中を巡りました。

せめて“目が覚めるような花束”を渡したくて、起きている時間に合わせ、食事時間に施設へ伺いました。


食堂では、食事を終えたばかりのお婆様が車椅子で首を垂れ、眠っていました。

耳元で、


「こんにちは!今日はお誕生日ですね。おめでとうございます。」


と声をかけると、目を閉じたまま、首を小さく2回うなずいてくれました。


「無事にお誕生日を迎えられてよかったですね。今日で何歳でしたっけ?」

と、知っていながら敢えて尋ねてみましたが、反応はなく、これ以上話すと疲れてしまうと思い、お部屋で花瓶に花を生けました。

そのついでに、おむつや衛生用品の不足がないか確認しながら、一方的ではありますが、少しお話をして帰りました。


その時は分からなくても、目が覚めた時に一瞬でも花が目にとまり、
「綺麗ね」と感じてくれたら花もきっと喜んでくれるのではないでしょうか。


少し前、たまたま覚醒して目を開けている日がありました。

その時に「来月、お誕生日ですね。いくつになるんでした?」と聞くと、


「さあ…忘れちゃったわ」


と返ってきました。


「90歳になるのでしたっけ?」

と少し若めに言ってみると、


「そんな歳にはなってないですよ」


と可愛らしい返事。

近くにいた介護士さん達も笑って、場がぱっと明るくなりました。

お誕生日の今日は覚醒は見られませんでしたが、心から、

「お誕生日おめでとうございます」

と伝えてきました。


夜、お婆様のこれまでの聞いてきた話や知り合ってからの月日を思い返しながら、なんだか嬉しくて涙が出そうになりました。

 

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2025年12月11日 08:13

日本帰国後に必要な費用とは?初めてでもわかる安心ガイド

日本へ帰国したあとに必要となる費用と手続きについて

海外で長く暮らしたあと日本へ帰国すると、
生活を始めるために必ず加入しなければならない制度や、
状況によって支払いが発生するものがあります。

今回は、帰国後に「何にお金がかかるのか」 を、
初めての方でも分かりやすくまとめました。



1. 健康保険(または後期高齢者医療保険)


日本で住民登録をすると、
健康保険への加入は 義務 になります。
• 〜74歳の方:国民健康保険
• 75歳以上の方:後期高齢者医療保険

医療を安心して受けるための大切な制度で、
帰国した月から加入と保険料が発生します。



2. 介護保険


介護保険も、住民登録後に必ず関わる制度です。
• 40〜64歳:国民健康保険に加入すると同時に、介護保険料も負担
• 65歳以上後期高齢者医療保険とセットで介護保険料の支払いが発生

日本に戻られた多くの方が、
「帰国と同時に介護保険料が必要なのは知らなかった」と驚かれます。

介護サービスの利用は、
要介護認定を受けた方のみが保険適用(1〜3割負担)になります。



3. 住民税(前年の収入で決まります)


住民税は、
前年の所得が日本にあるかどうか で決まります。

● 帰国した最初の年


前年は海外で生活していたため、
住民税がかからないケースがとても多いです。


● 翌年以降


日本で収入がある場合は課税され、
収入が少ない方は 住民税が非課税 になることもあります。

「住民税=必ず支払う」ではなく、
その方の状況に応じて変わります。



4. 国民年金(65歳未満の方)


65歳未満で帰国された場合、
国民年金への加入が原則必要です。

ただし、状況により
「免除」「一部免除」「任意加入」などの選択肢もあります。



帰国後の生活費は、地域によって大きく変わります

介護保険料や国民健康保険料は、
住む地域によって金額が大きく異なります。
そのため、
どの市区町村に住むか で負担額が変わる場合があります。



まとめ

日本へ帰国後、基本的に関わる費用は以下の通りです。
• 健康保険(または後期高齢者医療保険)
• 介護保険
• 国民年金(65歳未満)
• 住民税(前年の所得により決定)

海外で長く暮らしていた方にとって、
日本の制度は分かりづらく不安に感じることも多いと思います。

私の会社では、
帰国前のご相談から、帰国後の生活サポートまで、
お一人おひとりに合わせて丁寧にお手伝いしています。


安心して日本での生活を始めていただけるよう、
これからも寄り添ってまいります。
 

                                帰国支援⑥抜き_コピー


 
2025年11月20日 12:42

藍染の優しい手仕事のご紹介

今日は、私が大切にしている “日本の優しい手仕事” をひとつご紹介したいと思います。

 

私の知人に、ケミカルを殆どの作品に使わず、天然の藍や草木だけで染め物を続けている方々がいます。

マフラーや手提げ、マウスパッドなど、すべて手作業で丁寧に染められた作品には、どこか懐かしい温もりと、自然のやわらかな色合いがあります。

 

その方が作品づくりを続ける理由は、

「身体に優しいものを身につけてほしい」

という、ただその想いだけ。

 

利益を目的とせず、ほとんど原価に近い価格で提供しているのも、

“良いものを必要な方に届けたい”

という気持ちからだと聞きました。

 

本来なら高額になる藍染ですが、地域を支える活動として、多くの方が手に取りやすい形で続けておられます。

 

アメリカで長く暮らし、久しぶりに日本に触れる方にとって、こうした手仕事の優しさは、どこか心の拠りどころになるのではないかと感じています。

 

もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、お写真や作品のご案内もできますので、お気軽にお問い合わせください。

こうした“やさしい日本”が、誰かの心にそっと届きますように。


 

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2025年11月16日 10:38

大丈夫かな? ― 朝の交差点で感じた人のぬくもり ―


今朝、通勤時間帯に駅へ向かう途中、信号を渡りきったときのことです。
ふと振り返ると、ご高齢の女性が自転車ごと倒れる瞬間が目に入りました。
他の自転車と接触したのか、それとも単独で倒れられたのかは分かりません。

すぐに戻って声をかけようか、それとも大丈夫そうか……

ほんの一瞬、そんな迷いが頭をよぎったその時、
二人の女性がすぐに駆け寄り、倒れた方を助け起こしていました。

その素早く優しい行動に、私は思わず胸が熱くなりました。

助けようと思いながら立ち止まってしまった自分を少し恥ずかしく感じると同時に、
日本にはまだこんなに思いやりのある人がいるのだと、心の底から嬉しくなったのです。

朝の通勤時間帯。
車も人も自転車も行き交う忙しい時間の中で、迷わず誰かに手を差し伸べられる人たちがいる。

普段は隣の家の人の顔も知らない時代かもしれません。
それでも、困っている人を見たら自然に体が動く——
そんな優しさが、まだ日本にはちゃんと息づいているのだと思いました。

寒さが増してきた朝の空気の中、
「この国に生まれてよかったな」と、目頭が熱くなった出来事でした。
 


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2025年11月07日 12:21

🍁冬のはじまりとマフラーづくり

日本は、そろそろマフラーが欲しい季節になってきました。
日中も20℃(68℉)を下回る日が増えてきて、ロサンゼルスのあの暖かい気候が懐かしく感じることがあります。

ロサンゼルスにいた頃は、毛糸を触る機会もほとんどありませんでしたが、
日本の冬はやっぱり寒いですね。
そこで、久しぶりにマフラーを編み始めました🧶

下手の横好きですが、編み図を見たりYouTubeを観たりしながら、
「次はどんなマフラーにしようかな」と考える時間も楽しいものです。

今年はプレゼントを含めて、4本のマフラーを編みました。
マフラーを変えるだけで、同じ服でもまるで違う雰囲気になりますし、
洋服を新しく買わなくても楽しめるのが嬉しいところです。

日本では洋服の価格がロサンゼルスの数倍もするので、
節約にもなりますし、編み物の練習にもなって一石三鳥。
最近はダイソーやセリアの100円毛糸で、チマチマと編んでいます。

可愛い毛糸や暖かそうな毛糸がたくさん並んでいて、
「次は何を作ろうかな?」と考えているうちに、つい買いすぎてしまいました。
今は、次に編むのは膝掛けにしようか、それとも別のものにしようか、悩み中です。

介助で施設に行った時も、少しの時間に編み物をしています。
ベッドで眠っている方を見守りながら、静かに編む時間は心が落ち着きます。

なかなか教室に通う時間は取れませんが、
私の師匠はYouTube。ありがたい時代です🤗
少しずつ寒くなる季節、みなさんもお気に入りのぬくもりを見つけてくださいね。
2025年11月02日 16:49

施設選びで大事なこと

 
日本には本当にたくさんの介護施設があります。
歩いていると、あちらこちらで「介護付き」や「高齢者住宅」と書かれた看板を見かけるほどです。
 
ひとつの駅の周辺に、5〜10施設が並んでいることも珍しくありません。
見学するだけでも、数日かかってしまうほどです。
 
それに加え、施設にはいろいろな種類があります。
たとえば、比較的お元気な方が入る「サービス付き高齢者向け住宅」、
認知症の方が共同生活を送る「グループホーム」、
そして介護度が高く、ご自身での生活が難しい方が入る「特別養護老人ホーム」など。
 
もちろん、ご本人やご家族の希望によって、受け入れ可能な施設が変わることもあります。
ただ、お元気な方が介護度の高い方ばかりの施設に入ると、
お話し相手が少なく、寂しさを感じてしまうこともあるのです。
 
日本に住んでいても、数多くの施設や高齢者住宅の中から“自分に合う場所”を見つけるのは簡単ではありません。
多くの方は、いくつか見学して決めたり、施設紹介会社を通じて選んだりしているのではないでしょうか。
 
私もご相談を受けると、まずはその方の介護度や性格に合いそうな施設を探します。
そして、候補が見つかったら、必ず自分の足でその施設を訪ねます。
なぜなら、広告やホームページだけでは分からない“施設の空気”があるからです。
 
施設に入った瞬間の雰囲気、スタッフの表情や動き方、施設長の話し方、入居者の笑顔。
それらを見るだけで、その場所の良さがだいたい伝わってきます。
 
また、「高額な施設=安心」とは限りません。
 
以前、入居金8,000万円を支払い、都内の高級住宅街にある施設へ入られたお元気な方がいました。
毎月60万円の費用を払いながら、外観は高級ホテルのように美しく、エントランスも夢のような空間。
けれどある日、お電話をしたときにその方の声がかすれていて、驚いて尋ねると、
「風邪じゃないのよ。今日、初めて人と話したの」と仰ったのです。
 
豪華な建物に囲まれていても、その方の暮らしはとても孤独でした。
 
一方で、入居金が少なく、月々の費用も一般的な施設。
建物は新しくなくても、24時間看護師が常駐し、一人ひとりの健康を丁寧に見守ってくれる。
そこで働くスタッフが笑顔で、
「私、この仕事が大好きなんです。ここに来て皆さんの顔を見るのが楽しいんですよ」
と話す姿が、本当にキラキラ輝いて見えました。
 
私が思う「良い施設」とは、建物の豪華さではありません。
毎日を安心して過ごせること。
お元気な方なら動きやすく、外出しやすい場所であること。
そして、会話や趣味を楽しめる“自分の居場所”があること。
 
それが、健康寿命を延ばし、自分らしく生きる時間につながるのだと思います。
 
これからもお一人おひとりに寄り添いながら、安心して暮らせる場所や生き方を一緒に見つけていけたらと思います。

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2025年10月28日 12:46

このお仕事を始めたきっかけ。

小さな頃から祖父母が大好きで、毎週のように泊まりに行っていました。
小学生になっても、中学生になっても、その時間は変わらず続きました。

私が10歳の夏、祖父が亡くなった時はとても悲しくて、ひとりでこっそり泣いていました。
その頃から「これからは私がおばあちゃんを守っていく」と心に決め、
近くの神社に通っては毎日手を合わせていました。
「おばあちゃんを長生きさせてください。私の命を10年あげます」と。
何度もお願いしていたので、今の私はその“10年”を何回も神様に差し上げていることになりますね。

20代の半ばを過ぎた頃からは、祖母が困らないようにとダブルワークをして、
毎月の生活費を渡すようになりました。
祖母は「そんなに一生懸命働いて、お金はもういいのよ」と言ってくれましたが、
私にとっては祖母にお金を渡す日が嬉しく、励みでもありました。
祖母は戦争で家族を亡くし、苦労を重ねた人でした。
その中で私を可愛がってくれた恩返しの気持ちが、自然と私の行動になっていたのだと思います。

振り返ると、介護の仕事に進んだのは、
「高齢の方を可愛いと思い、守ってあげたい」と感じる気持ちがあったから。
そんな環境で育ってきたことが、今の私の原点になっています。

どんなに大切に思っても、人には必ず“最期の時”が訪れます。
祖母の最期の瞬間までそばで見届けた時、やり切ったという想いがありました。
それでも時が経つと、
「あの時もう少し話をすれば良かった」「早く帰らなければ良かった」
そんな後悔がふと心に浮かぶようになりました。

その経験から、母がいつか介護を必要とする時には、
後悔のないように時間を大切に過ごしたいと思い、介護福祉の勉強を始めました。
それが、私が介護の道に進んだきっかけです。

介護の現場では、訪問先の方々に接する時、いつも思います。
「この方が母だったら、どのようにしてあげたいか」
「どんな言葉をかけたら、少しでも気持ちが楽になるだろうか」
そんな気持ちを大切にしてきました。

人の数だけ人生があり、性格も思考も違います。
だからこそ介護は難しく、そして尊い仕事です。
けれど、誰もが“心”を持ち、そして“最期”を迎えるという点では、皆同じです。

介護を通して、たくさんの方々と出会い、
本には載っていない貴重な人生の話を伺えることは、私にとって宝のような時間です。
この先も、自分の体が元気でいる限り、人と触れ合う日々を大切にしていきたいと思います。

そしてその想いが、今の Rico E&S を立ち上げる道へと繋がりました。
小さな会社ですが、これまでの経験と感謝の気持ちを胸に、帰国を望まれる方やご家族の“安心”を支えるお手伝いができれば幸いです。


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2025年10月26日 13:47

🍂 壁の向こうにある「その方の世界」

食事介助に伺っている施設でのことです。

入所されているお婆様のお世話をしていると、近くに座っていた男性(80代くらいの方)が、壁の方を見ながら

「おかあさん……おしえてよー」と話しかけておられました。

 

少しすると、私が声をかけたお婆様への言葉に、その方が答えたり、

「ちかちゃーん」と何度も呼んだりしていました。

きっとその方は、今、心の中で昔のご自宅に戻っておられるのでしょう。

お母さんを呼び、懐かしい人たちと過ごす時間の中に生きておられるのだと思います。

 

私はそれを不思議だとも、間違いだとも感じません。

その方にとっての“今”は、そこにあるのだと思うからです。

「ちかちゃん」は友達かもしれません。

「お母さん」は、ずっと会いたかった方かもしれません。

私はただ静かに、その方の見ている世界のそばに居ました。

 

介護の現場では、過去と現在が交わるような瞬間に出会います。

でも、そこにあるのは“記憶の中の幸せ”であり、

人が生きてきた証のような優しい時間です。

 

その方の世界を尊重し、

一緒にその時間を歩かせていただけることを、

私はとても大切に思っています。

2025年10月25日 19:30

身元保証

 

🍁 帰国を考えるときに知っておきたい「身元保証」のこと

 

 

海外で長く暮らしている方の中には、

「日本に帰りたいけれど、手続きが不安…」という方が少なくありません。

その中でも意外と知られていないのが、「身元保証」が必要になる場面です。

 

日本では、

・病院への入院

・高齢者施設への入所

・賃貸契約 など

さまざまな手続きの際に「身元保証人」を求められることがあります。

 

家族や親族が日本にいない方にとっては、

これが大きな壁になってしまうこともあります。

私も介護や医療の現場で、「保証人がいないから帰れない」と悩む方のお話をたくさん聞いてきました。

 

Rico E&Sでは、身元保証士として、

帰国後の安心した生活を支えるお手伝いをしています。

行政や専門家、保証会社などと連携しながら、

一人ひとりの状況に合わせたサポートを行っています。

 

「日本に帰りたい」という想いを、どうか諦めないでください。

身元保証の仕組みを知ることで、きっと一歩前に進むことができると思います♫


 
2025年10月25日 19:05

帰国の夢を、安心とともに。

🍂Rico E&S 

 

こんにちは。

Rico E&S(リコ エステートアンドサクセッション)です。

 

海外で暮らす日本人の方々の中には、

「いつか日本に帰りたい」という想いを胸に抱きながらも、その一歩を踏み出せずにいる方がたくさんいらっしゃいます。

 

私たちは、そんな方々が安心して日本に帰国できるよう、帰国の準備から身元保証・生活支援・施設紹介、また死後のサポートまで、ひとりひとりに寄り添ったサポートを行っています。

 

秋の穏やかな光が広がるこの季節。

心にもやさしい時間が流れるように、

帰国を望む方々が“安心”というぬくもりを感じられるよう、

これからも寄り添ってまいります。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2025年10月25日 15:01

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