Rico Estate and Succession LLC|帰国後のくらしとこれからを安心でつなぐ、トータルサポート

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施設選びで大事なこと

 
日本には本当にたくさんの介護施設があります。
歩いていると、あちらこちらで「介護付き」や「高齢者住宅」と書かれた看板を見かけるほどです。
 
ひとつの駅の周辺に、5〜10施設が並んでいることも珍しくありません。
見学するだけでも、数日かかってしまうほどです。
 
それに加え、施設にはいろいろな種類があります。
たとえば、比較的お元気な方が入る「サービス付き高齢者向け住宅」、
認知症の方が共同生活を送る「グループホーム」、
そして介護度が高く、ご自身での生活が難しい方が入る「特別養護老人ホーム」など。
 
もちろん、ご本人やご家族の希望によって、受け入れ可能な施設が変わることもあります。
ただ、お元気な方が介護度の高い方ばかりの施設に入ると、
お話し相手が少なく、寂しさを感じてしまうこともあるのです。
 
日本に住んでいても、数多くの施設や高齢者住宅の中から“自分に合う場所”を見つけるのは簡単ではありません。
多くの方は、いくつか見学して決めたり、施設紹介会社を通じて選んだりしているのではないでしょうか。
 
私もご相談を受けると、まずはその方の介護度や性格に合いそうな施設を探します。
そして、候補が見つかったら、必ず自分の足でその施設を訪ねます。
なぜなら、広告やホームページだけでは分からない“施設の空気”があるからです。
 
施設に入った瞬間の雰囲気、スタッフの表情や動き方、施設長の話し方、入居者の笑顔。
それらを見るだけで、その場所の良さがだいたい伝わってきます。
 
また、「高額な施設=安心」とは限りません。
 
以前、入居金8,000万円を支払い、都内の高級住宅街にある施設へ入られたお元気な方がいました。
毎月60万円の費用を払いながら、外観は高級ホテルのように美しく、エントランスも夢のような空間。
けれどある日、お電話をしたときにその方の声がかすれていて、驚いて尋ねると、
「風邪じゃないのよ。今日、初めて人と話したの」と仰ったのです。
 
豪華な建物に囲まれていても、その方の暮らしはとても孤独でした。
 
一方で、入居金が少なく、月々の費用も一般的な施設。
建物は新しくなくても、24時間看護師が常駐し、一人ひとりの健康を丁寧に見守ってくれる。
そこで働くスタッフが笑顔で、
「私、この仕事が大好きなんです。ここに来て皆さんの顔を見るのが楽しいんですよ」
と話す姿が、本当にキラキラ輝いて見えました。
 
私が思う「良い施設」とは、建物の豪華さではありません。
毎日を安心して過ごせること。
お元気な方なら動きやすく、外出しやすい場所であること。
そして、会話や趣味を楽しめる“自分の居場所”があること。
 
それが、健康寿命を延ばし、自分らしく生きる時間につながるのだと思います。
 
これからもお一人おひとりに寄り添いながら、安心して暮らせる場所や生き方を一緒に見つけていけたらと思います。

    帰国支援④背景なし・抜き_コピー
2025年10月28日 12:46

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