Rico Estate and Succession LLC|帰国後のくらしとこれからを安心でつなぐ、トータルサポート

海外からの帰国支援、生活サポート、相続・財産管理など、多方面の手続きをワンストップで対応。一人ひとりの事情に寄り添い、これからの生活を支えるお手伝いをしています。

このお仕事を始めたきっかけ。

小さな頃から祖父母が大好きで、毎週のように泊まりに行っていました。
小学生になっても、中学生になっても、その時間は変わらず続きました。

私が10歳の夏、祖父が亡くなった時はとても悲しくて、ひとりでこっそり泣いていました。
その頃から「これからは私がおばあちゃんを守っていく」と心に決め、
近くの神社に通っては毎日手を合わせていました。
「おばあちゃんを長生きさせてください。私の命を10年あげます」と。
何度もお願いしていたので、今の私はその“10年”を何回も神様に差し上げていることになりますね。

20代の半ばを過ぎた頃からは、祖母が困らないようにとダブルワークをして、
毎月の生活費を渡すようになりました。
祖母は「そんなに一生懸命働いて、お金はもういいのよ」と言ってくれましたが、
私にとっては祖母にお金を渡す日が嬉しく、励みでもありました。
祖母は戦争で家族を亡くし、苦労を重ねた人でした。
その中で私を可愛がってくれた恩返しの気持ちが、自然と私の行動になっていたのだと思います。

振り返ると、介護の仕事に進んだのは、
「高齢の方を可愛いと思い、守ってあげたい」と感じる気持ちがあったから。
そんな環境で育ってきたことが、今の私の原点になっています。

どんなに大切に思っても、人には必ず“最期の時”が訪れます。
祖母の最期の瞬間までそばで見届けた時、やり切ったという想いがありました。
それでも時が経つと、
「あの時もう少し話をすれば良かった」「早く帰らなければ良かった」
そんな後悔がふと心に浮かぶようになりました。

その経験から、母がいつか介護を必要とする時には、
後悔のないように時間を大切に過ごしたいと思い、介護福祉の勉強を始めました。
それが、私が介護の道に進んだきっかけです。

介護の現場では、訪問先の方々に接する時、いつも思います。
「この方が母だったら、どのようにしてあげたいか」
「どんな言葉をかけたら、少しでも気持ちが楽になるだろうか」
そんな気持ちを大切にしてきました。

人の数だけ人生があり、性格も思考も違います。
だからこそ介護は難しく、そして尊い仕事です。
けれど、誰もが“心”を持ち、そして“最期”を迎えるという点では、皆同じです。

介護を通して、たくさんの方々と出会い、
本には載っていない貴重な人生の話を伺えることは、私にとって宝のような時間です。
この先も、自分の体が元気でいる限り、人と触れ合う日々を大切にしていきたいと思います。

そしてその想いが、今の Rico E&S を立ち上げる道へと繋がりました。
小さな会社ですが、これまでの経験と感謝の気持ちを胸に、帰国を望まれる方やご家族の“安心”を支えるお手伝いができれば幸いです。


観葉植物_コピー
2025年10月26日 13:47

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